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2009年2月25日 (水)

アダム・スミス「道徳感情論」と「国富論」

すでに著名になられた人の講演や、著名人同士の対談を手軽に出版できて、

そして、読み手も「手軽に読めて」「簡単で」「さらっと読める」新書へ、数多くの

出版社が参入している。


雑誌の巻等記事と変わらないような中身の新書もあれば、

本気で書籍価格の何倍もの知識と想いを伝えようとしている新書もある。


中央公論新社 中公新書は、講談社現代新書、岩波新書と並んで、「三大新書」と

言われているが、まさに、「三大」といっていい作品が並ぶ。


無論、単純に文字数の多さなどで比較しているわけではない。


「本質的に言うと・・」とは言い換えれば、

「私の言いたいこととは・・・」となる、と書いていたのも、同じ中公新書の

「詭弁論理学」だが(これも秀作!!)、「アダム・スミス」は1700年代に

書かれた、アダムスミスの2つの作品を、著者がよりわかりやすく、より

「伝えたい」という気持から完成している、まさしく「本質」にせまる作品となっている。


 一文のみ引用させていただく。


P164

 「交換とは、同感、説得性向、交換性向、そして自愛心という人間の能力や

 性質にもとづいて行われる互恵的行為である。そして、市場とは、多数の人が参加して

 世話の交換を行なう場である。

 したがって、市場は本来、互恵の場であって、競争の場ではない。」


 この一文だけでも、本当に自分の腑に落としていれば、経営者は無論、

 営業員などは特に、目の覚める想いであろう。


しかし、「財産への道」を歩む人々が市場に参加することによって、競争が発生する、と続く。


「それは国や社会にとって決して悪いことではない」とアダムスミスは、言う。


但し、「      」が最低の条件である、と明言する。


  さあ、「   」の中身はなんでしょう?


いま、己の仕事へ疑問、道標がちょっとぼやけている人にとっては、

まさしく「本質」が突きつけられます。


 迷わず、己の仕事に取り組みたい方は、この「アダムスミス」を

 購入するべきです。

また、コーチングやNLPに取り組んでいる人も、読んでおいたほうがいい。



 図書館にまずいけばいい、なければ、書店で買いましょう!!

 立ち読みは、自分のものにならないのでやめたほうがいい。


  1000円でお釣りが来ます。

こんな、費用対効果の高い「自己投資」はおそらく他にはない。

 暴力のない社会は「口承」が作り出す。

「本」はその口承の一部であるだけだ。

でも、本は、1700年代に書かれたものでも、こうして
私に大きな「口承」をもたらしてくれる。

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